疋田正章さんの油絵展が2017年7月13日(木)~19日(水)まで、東武百貨店船橋店で開催中。猫や人物画など20余点の新作発表です。
個展開催4日目、朝一番に行ってきました
7月16日(日)、東武百貨店船橋店に開店時間の午前10時ちょうどに到着。船橋へ行くのは数年ぶりです。
開催中の疋田正章さんの個展は4日目を迎えています。初日に行くことができず、日曜日になってしまいました。
美術画廊の正面右手ガラスケースには6号と8号の猫の作品、女性像のミニアチュールが展示されていました。

中に入るとテーブルに展示された個性的な模様の三毛猫と大あくびをしている茶トラ猫の作品。どちらの猫もとても味のある表情です。
会場には猫と人物画、合わせて20点以上の作品が展示されていました。疋田さんの個展に伺うのは2014年に開催された池袋東武百貨店の機会以来です。やはり個展は見ごたえがあり、力のこもった素晴らしい作品ばかりでした。
猫の絵はほぼ売約済み状態
7月13日(木)から始まってますので、16日(日)は開催4日目。展示されている猫の絵は、すでにほぼ売約済みでした。ギャラリーの方にお聞きしたら、猫の絵は初日にほとんど売れてしまったということ。私のように東武池袋の個展で購入できず、今回の個展を楽しみに待っていた人が多かったのかもしれません。
最近の猫ブームでリクエストが多いためと思われますが、猫のアート作品を目にする機会は増えました。そのなかでも、素晴らしい猫の絵がこれほど堪能できる個展は、やはり疋田さんならではなのではないでしょうか。
第2回ホキ美術館大賞入選作品「風声」も展示
写実絵画作品を対象に行われた公募展「第2回ホキ美術館大賞」で、疋田さんの油彩12号の「風声」という作品が入選されていました。今回の個展案内状にもこの作品が使用されていて、会場に実物が展示されていました。
自然の中に佇む猫は風の音に耳をそばだてているような表情をしていて、「風音」という題名がぴったりです。猫は小さな物音や振動を察知するために、瞳、耳、ヒゲ、鼻、シッポなど全身を使って神経を集中させます。リラックスしながらも、好奇心たっぷりに風の音を聞き入っている様子がとても伝わってきます。会場でこの絵を拝見できて良かったです。
浴衣姿などの清楚な女性像
涼しげな朝顔の浴衣を着た女性やまなざしが印象的な女性像も多数展示されていました。凛とした内面の美しさが伝わる作品は、猛暑をしばし忘れさせてくれる清涼感でした。
個展は7月19日(水)まで開催中です♪
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