高齢者の父へ本を購入「つまずかないカラダの動かし方」口コミレビュー


80歳現役医師がおすすめの運動トレーニングが図入り解説。高齢者の危険なつまずきを防ぐための本です。





足腰弱った高齢の父に良さそうな本探し

80歳を超えてめっきり足腰が弱ってきた父。歩くために杖は必須、家の中ではゆっくりつたい歩きをしています。

気を付けていてもたびたび転倒することがあり、今まで骨折しなかったのが不幸中の幸いです。

脊柱管狭窄症のため足のしびれや痛みがありますし、年も年なので運動は無理そうです。

なんとか介護にならないように、良い本はないかと探してみることにしました。

80歳現役医師が書いた「つまずかない」ための本

高齢の父が興味をもって読んでくれそうな本ということで、80歳現役医師の林泰史氏の「つまずかないカラダの動かし方」という本が目に留まりました。

筋トレとか体操とかをできるような年齢ではないので、とにかく転ばないように安全にすごしてほしいというニーズに合ってそうです。

2019年8月発行 1430円

本を読んでみた感想

現在はインターネットでありとあらゆる情報を収集できる時代です。インターネットを活用できる世代にとっては正直に申し上げて、この本に書いてあるような内容は目新しいものではありませんでした。

しかし高齢の父にとってはどうでしょうか。

耳が遠くてTVの視聴もままなりません。かかりつけの医師に質問しても、やはり耳が悪いために意思の疎通が難しいと嘆いています。

読んでみると大変丁寧に80歳現役医師の目線でつまずかないための原因、工夫、簡単なトレーニングなどが見開きページ毎にイラストを配して説明されています。

特に4章から6章は今後の転倒をできるだけ防ぐために実践できそうな内容が紹介されています。

簡単なトレーニングがイラストで紹介。

高齢者に不足しがちな食事を具体的に掲載。

林先生が実践している筋トレも掲載。

父にとっては寄り添ってくれるという共感が大事

この本の執筆者はリハビリテーション病院の林泰史先生です。

この本を読んだ父が言うには、高齢者に寄り添ってくれる共感できる内容なので、素直に受け入れることができたということです。

父にとっては簡単と紹介されているトレーニングすらヨロヨロしてしまってうまくいきませんが、食事や生活上の危険を取り除くことは努力できるといっていました。

現在は新型コロナウィルスの影響で実家に気軽に帰って両親の様子を見ることができませんが、本を送ったりして電話でコミュニケーションを取れて双方にとって良かったと思っています。