猫のおしっこ粗相にユニチャーム【ペット用 紙オムツ S】口コミレビュー


ネコのおむつ、サイズの選び方やおすすめの履かせ方は?Sサイズを使ってみた感想です。




夜間も続く猫の粗相

高齢になった愛猫の粗相や尿漏れに悩んでます。長引く膀胱炎からくる頻尿のため、ひどいときは夜中に何回も粗相をしてしまいます。粗相がひどい夜間のみ、とうとうオムツを使用してみることに。

もともとケージに慣れている猫さんなら、夜だけケージに入れて過ごさせることも可能かと思います。しかしうちの猫はずっと自由にどこでも歩き回る生活をしてきたため、いまさらケージ生活は難しいと思われました。仕方なくオムツを試してみることにしました。

ユニチャームのペット用紙オムツ

ペットにも高齢化の波が押し寄せているため、ペット用の紙オムツは複数のメーカーから販売されています。調べてみると価格は手頃なものからちょっと値の張るものまで様々。メーカーによってサイズ感が異なったり、価格によって品質などにも違いがあるようです。

ブログなどには人間の赤ちゃん用オムツにシッポ穴を開けて、猫に代用するという方法も紹介されています。

しかし初めてのトライで失敗してしまい、オムツに二の足を踏むことになったら困ります。まずは有名メーカーの商品を選ぶことにしました。

猫オムツ初心者にも安心

赤ちゃん用の紙オムツでも有名で、品質的にも信頼できるユニチャームのペット用紙オムツ。

今回購入したのは、「マナーウェア 紙オムツ 高齢犬 おもらしケア用 Sサイズ」です。

パッケージはワンコの写真なので犬専用のようですが、側面に小さく「猫ちゃんにも」と書かれています。

最長12時間、長時間使用でも安心の吸収力ということです。

背中側にはシッポのための穴が開いています。サイドには何度でも付け直し可能ならくらくマジックテープ付き。

サイズの選び方は?

猫用にオムツを購入する際、まず悩むのがサイズ選びです。

チェックするポイントは胴回り(ウエストサイズ)と体重。

どのサイズが適しているのか、以下のようなわかりやすいように表になっています。

サイズ展開はSSS、SS、S、M、L、LL。

SSSサイズは子猫、SSサイズは小型の猫、Sサイズは一般的な猫、Mサイズは大きめの猫と書かれています。

うちの猫は、体重3.3㎏、ウエスト35㎝なので、Sをチョイス。着用させてみたら、Sサイズでぴったりでした。

猫のオムツの履かせ方

猫にもよると思いますが、ひとりで猫にオムツを履かせるのは至難の業です。うちの猫の場合は暴れてしまって無理でした。

二人がかりでなんとか成功。

手順としては以下の通りです。

①まず、ひとりが猫の両脇をもって、猫をだらっとした状態に持ち上げます。もうひとりが手早く猫のしっぽをオムツの穴に通したあと、オムツ前部分を猫のお腹にあてたまま、猫を床に置きます。

➁うずくまった状態にして、前両サイドのマジックテープを背中部分にくっつけて出来上がりです。人間の赤ちゃんはお腹側でマジックテープを止めますが、猫の場合は背中側で留めます。

マジックテープを付ける際にもたもたすると猫が怒って暴れて、せっかく穴に通したシッポが抜けてしまうこともしばしば。2度目のトライはさらに動くので、難易度が上がってしまいます。

猫がうずくまった状態のままシッポを穴に通せるなら、ひとりで履かせることが可能かもしれません。

でもうちの猫のしっぽは長くて立派なためか、うずくまったままだと何度やってもすぐに穴からシッポが出てしまい、うまく出来ませんでした。

いったんオムツを履かせてしまうと脱ごうとすることもなく、ひどく嫌がる様子は見られません。

後ろ足がもぞもぞして少し動きにくいため、多少ストレスは感じていると思います。とはいえ、爪とぎをしたりごはんを食べたり、いつものように過ごしているのでその点はよかったです。なんとかオムツをつけてくれたうちの猫に感謝です。

膀胱炎で、ひどいときは1時間10回以上もオシッコ粗相

使ってみた感想は?

うちの猫にオムツの感想を直接聞くことはできませんので、リアルガチな使用感はわかりません。そのため飼い主の個人的な感想になってしまいます。

一番心配した‘ズレや尿のモレ’、‘脱ごうとしたり脱げてしまう’、ということは、うちの猫の場合はありませんでした。元気な猫さんで粗相だけあるという子の場合は、嫌がって脱いでしまったりするのでしょうか。

おしりから尿の匂いがしたり、そこら中に漏らした不快感がないためか、オムツ着用時はかえって落ち着いているように見えました。

オムツなしの尿漏れのときはおしりの毛に尿がついたままで臭かったのですが、オムツ着用後は臭くありませんでした。赤ちゃん品質のふわさら吸収シートで「長時間使用でもムレを防いでお肌サラサラ」というキャッチコピーのとおり、サッと尿を吸収してくれるおかげなのかもしれません。

取り替えるタイミングとしては、おしっこを吸収すると「お知らせサイン」の色が変化してわかるようになっています。

オムツをしている間にウンチをしたらどうなるのかと心配でしたが、さすがに排便したときは臭いのですぐに気づきました。お尻がちょっと汚れてしまった際は、赤ちゃん用のおしりふきで拭きました。

今のところ、目が届く日中はオムツなしで過ごしてもらって、夜間の粗相がひどい時のみ履いてもらっています。ペット用オムツのおかげで睡眠が確保できるようになり、寝不足も解消することができて助かりました。

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