ハンディーアイロン&スチーマー(TWINBIRD SA-4084)使用法のコツは?


現役スタイリストさんイチオシのツインバード「ハンディアイロン&スチーマー」。手軽で簡単といいながら、使い方にちょっとしたコツがありますのでご紹介します。




TWINBIRD ハンディーアイロン&スチーマーSA-4084

プロのスタイリストさんやショップ店員さんに最も使われているハンディアイロンといえば、ツインバードのハンディーアイロン&スチーマー。雑誌やブログなどでスタイリストさんがこの商品をおすすめしている記事を、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

ハンディーアイロン&スチーマーの特徴はプチプライス、衣類をハンガーにかけたままスチームで簡単ラクラクしわ伸ばしができる、そのうえミニアイロンとしても使用できるという点です。

ハンディーアイロン&スチーマーのメリット、デメリット

【メリット】

●衣類をハンガーにかけたまま、手軽にしわ伸ばしができる
●フリーアングル設計でタテ、ヨコ、斜め、体勢が変わっても安定してスチーム掛けが可能
●ブラシを外せば小型スチームアイロンになり、アイロン機能を使えば、ズボンやプリーツスカートのプレスもOK

【デメリット】

●スチーム掛けで大量のしわ伸ばしをするには、水を何度も補給する必要がある
●綿や麻素材の衣類のしわは取れにくい
●ハンガーにかけた状態で長い時間スチーム掛けするにはちょっと重い

※上記デメリットは、ハンガーにかけたままスチーム掛けをした場合の個人的な感想です。ミニスチームアイロンとして使用する際には問題ありません。

【コツその1】ハンガーにかけたままスチームする際、適した衣類の生地や形があります

ハンディーアイロン&スチーマーをハンガーにかけたまま使用するのに適している、衣類の生地や形があります。

例を挙げると、細かいギャザーなど装飾的な飾りのあるアイテム、フリルのついたブラウス、繊細でやわらかい生地の洋服。他にもジャケットの肩周辺など、立体的な部分のしわ取りなど。それらの衣類は、しっかりとアイロン掛けをし過ぎるのはご法度です。

上記のような洋服の場合は、ハンガーにかけたままスチーム掛けでしわ伸ばしが最適。ギャザーやフリルがフワッとやわらかく仕上がります。

【コツその2】しわとヘッドの向き

衣類をハンガーにかけたままスチーム掛けする際には、ヘッドの向きも重要です。

スチームが出る穴はタテに6つあります。

しわの流れと穴の列を同じ方向にして、しわに対してらせん状にスチームをかけると効率的。

しわを取りたい部分は、生地を軽く引っ張るように持ちながらスチームを掛けると上手に取れます。

【コツその3】スチーマーと生地の距離

衣類をハンガーに掛けたままスチーム掛けする際は、必ず衣類ブラシのアタッチメントを取り付けます。

この衣類ブラシはほこりや小さなゴミを取るときに使用します。この衣類ブラシを装着した状態でスチーム掛けをしていきます。ハンドル部分のボタンを押すと一秒間スチームが噴出。2秒~5秒間隔を開けて、ボタンを押してください。

取扱説明書には、衣類から約10㎝程度離してスチームを掛けることと書かれています。また、カシミアやウールなどのデリケート素材は目立たない部分で試し掛けしてから行ってくださいということです。

実際に試してみた感想は、当たり前のことではありますが距離が近い方がしわ取れやすかったです。生地が傷まないのを確認できた場合は、衣類表面を撫でるようになるべく近づけてスチームを当てたほうが短時間でシワが取れます。

その他、使用法

下のアタッチメントは毛ブラシといって、糸くずや大きなゴミを取る際に使用します。

スチーム用の水は付属の計量カップで測って入れます。右はアタッチメントブラシのお掃除用ブラシ。

水はヘッド上部のフタを開けていれます。

ふつうのアイロンとして使用するには、アタッチメントを付けない状態で使用すればいいだけなので、とても便利です。温度調節は低・中・高の3段階。

実際にブラウスのしわを取ってみました

出かける前にクローゼットから出したブラウスがシワシワ、なんてことありませんか?たたみジワはもちろん、ハンガーにかけていてもシワはついてしまいます。

アイロンに水をセット、コンセントを入れたらダイヤルを「高」スチームに合わせて待つこと約40秒。赤いランプが消えたら準備OKです。

クローゼットからだしたブラウス(レーヨン60%、シルク40%)はギャザーやボウタイ付のデリケート素材です。

スチーマーボタンを押しながら、しわの多い部分からスチーム掛けをすること約2分。結構スチーム噴出音が大きいので、猫がびっくり。

ずいぶんしっかりついていたシワも取れました。袖口やボウタイ先端などは、普通のアイロンがけをプラスすれば、もっときれいになると思います。

なかなかビシッとかけるのは難しいですが、ブラウスやスカート、パンツの着用の際のシワなどを手軽に取るには十分ですし、柔らかい素材に使用することがほとんどですので仕上がりには満足です。お出かけ前のひと手間で、洋服がさらにおしゃれにきちんと見えますので大変重宝しています。

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