旅行や出張、長時間不在時、猫のためにペットウォッチ 自動給餌器(PetWatch SA)を購入。使用法や1年間使ってみた感想、良い点、悪い点などレビューします。
ペット用自動給餌器
旅行や出張などで家を留守にするとき、帰宅が遅いとき、朝早くフードを準備するのが億劫な週末など、自動給餌器があると猫も人間もとても助かります。
我が家も丸一日留守にするときや、猫に朝早く起こされたくないときのために、自動給餌器を購入することに。
数あるペット用・自動給餌器の中からこの商品を選んだのは、機能が多彩だと感じたからですが、他にも似たような性能の製品はいくつかありました。しかしリビングにおいても違和感が少ない白とグレーの配色という外観的な要素が、最終的な決め手になりました。
使用方法や、一年間使ってみた感想をご紹介します。
ペットウォッチ 自動給餌器PW-SA白(PetWatch SA)
- 本体サイズ (幅×奥行×高さ) :32×22.5×35cm
- 本体重量 :3000g
- 内容量 :700ml
- 原産国 :大韓民国
- 参考価格¥ 12,500 (Amazonにて2016年12月1日現在)店舗、時期により変動。
- 使用可能:ドライフード (5~10mm程度)ウェットフードは不可。
ペットウォッチ自動給餌器の構造と付属品
本体の他に、内箱、上フタ、ACアダプター、プラスチックフードトレイ1個、取扱説明書兼保証書。
本体右下にある電源スイッチがOFFになっていることを確認して、本体とACアダプターをつなぎます。ACアダプターとコードは嚙みちぎり防止のため、頑丈なつくりになってます。
ACアダプターを付ける時と外す時は、本体の右下にある電源スイッチを必ずOFFにします。
フードトレイを置いて、コンセントを差し込んだら電源スイッチをONにします。
本体の上フタを外すと、内部には内箱があります。上フタは回して開閉するので、猫が開けることは難しい作りになってます。密閉度はそれほど高い感じはしないので、普通だと思います。
内箱にフードを入れてセットします。内箱は取り外して洗うことができるので、衛生的です。内箱を取り外した際は、本体の底に残ったフードを取り除き、本体のほうもサッと拭いておくと清潔です。
上フタがキチンと閉まっていないと、フードが出てこない設計になってます。フタを閉じた後は右側のランプが点滅から点灯状態になっているか、必ず確認します。
3つ並んだ白いボタンの、さらに下のランプがフタを開けると赤く点滅、キチンと閉まっていると赤く点灯します。
中央に時間が表示、1日5回まで時間設定が可能。現在我が家の画面では一日2回設定中。
3つの白いボタンで給餌回数、給餌時間、給餌量(8段階)の設定ができます。設定回ごとにフードの量を選べます。例えば一回めはF-01、2回目はF-03など。
給餌量はF-01からF-08まで選べますが、F-01は5g~10g、F-02は10g~15g、と増えていき、F-08は40g~80g、かなりアバウトな量の表示です。
フードの大きさ、形状、その時のフードの巻き込み具合などで結構変動があります。うちはロイヤルカナン消化器サポート、大体F-01で5g、F-02は10g出ますが、それより多く出るときも少なく出るときもあります。
確かめるには手動(手動では1回でF-1の量が出ます)で何回か出して計ってみるか、もっと正確には設定した後、一日分を計量してみるといいと思います。
F-02は一度にその量が出るのではなく、F-01の量がジー、ジー、っと2回続けて出るような仕掛けです。F-08だと8回も出て、そのたびにジー、という音が鳴るのでちょっとうるさいかもしれません。
設定は一度すれば、コンセントを抜いても再設定の必要はありません。
以下商品説明のまとめはAmazonからの引用です。
●一日5回まで給餌の予約可能
●予約毎に餌量設定可能
●700gの大容量の餌箱が脱着可能で水洗いができ、いつも清潔さ維持できる
●手動給餌ボタンがあり、手動でも給餌可能で便利
●電源および電源ケーブル硬い素材で保護し、ペットが噛んでも大丈夫
●脱着可能な餌皿で掃除は簡単
一年間使ってみた個人的な感想
【良かった点】
●本体ががっしりしているので、我が家のネコの頭突きでも倒れなかった。(ワイルドな猫さんは倒してしまったという口コミもありました。)
●コンセントなので、電池式のように切れてしまう心配がない。
●フードが一日5回設定でき、時間も細かく設定可能、量もそれぞれ変えられる点が便利。
●音になれるか心配したが、フードが出て来て嬉しいせいか、すぐに慣れた。
●電源スイッチがあるので、少しの期間使用しないときはコンセントを抜く手間がない。
●内箱、フードトレイが洗えるので衛生的。
●セットした時間外は、好きな時間に手動でフードが与えられるので便利。
【いまひとつな点】
●内箱を取ったときに本体の掃除がしにくい。
●コードが場所を取る。(これは丈夫優先だからしかたないかも)
●設定の仕方がちょっと複雑。(取扱説明書どおりにすれば、問題ないです)
●就寝中音がなっても気にならない場所、コンセントコードが届く場所など置く場所を選ぶ。
●フードの密閉度がいまひとつ。
自動給餌器本体に慣れるまでスイッチは入れずに、いつもの器をのせてしばらくフードを与えてました。自動給餌器の存在を警戒しなくなってから、スイッチを入れて自動給餌にしました。
現在、猫・あーちゃんは便秘でサイリウムをフードに混ぜて食べるため、在宅のときは結局普通に与えています。しかし、サイリウムは毎回降りかけなくても問題ないので、留守中や朝早くは自動給餌器が活躍しています。
今ではおなかがすくと近づいて、スタンバっています。
帰宅時間が急に遅くなってもセットしておけば安心ですし、一気食いグセのあるネコさんなどにも量が少しずつ出てくるように設定できるので、いいのではないでしょうか。
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