マルハの月花さば缶(さば煮付)と機能性表示食品減塩さば缶(さばみそ煮)のEPA DHA含有量表示がどうしてかなり異なるのかも、調べてみました
今や大人気の鯖缶
手軽に魚を食べることができ、身体にいい必須脂肪酸のDHAとEPAが豊富ということで、さば缶やサーディン缶などのお魚のカンヅメが大人気です。スーパーなどに行くと、以前はなかったようなおしゃれなパッケージのものや、高級な魚の缶詰がずらりと並んでいます。
面倒だからDHAとEPAはサプリで摂っているという方も多いとは思いますが、カンヅメの魚を食べることでたんぱく質をはじめ、より多くの栄養素を摂取できるのは魅力です。
我が家のお気に入りはマルハニチロの鯖缶
いつもストックしているさば缶はマルハの月花さば水煮。油ののりもいいですし、お値段も手頃です。
しかし今回食べ比べてみたのは、味付けをしてあるサバ缶2種類。
「月花さば煮付」と「機能性表示食品減塩さばみそ煮」です。
月花はマルハの鯖缶の中でも定番商品です。
機能性表示食品減塩さばみそ煮は中性脂肪が気になる方、さらに35%減塩が特徴です。
どちらもプルトップ型なので、開けやすくなってます。
缶の中身はどんな感じ?
月花さば煮つけ(左)と機能性表示食品減塩さばみそ煮(右)の中身。
煮つけは砂糖、しょうゆ等で味付けされています。
みそ煮はみそ、砂糖等で味付けされています。
色を見るとみそ煮は味が濃そうですが、実際に食べてると減塩というだけあって、あっさりめの味付けで美味しかったです。月花煮つけのほうが甘味もありしっかりめの味でした。
どちらも味付けがされているので、いつもの水煮では物足りないときに、味の変化が楽しめてよかったです。
固形量はどれくらい?
月花と機能性表示食品減塩の鯖缶、さばの固形量はどれくらい異なるのでしょうか。
缶そのものは月花のほうが直径が大きく、機能性表示食品減塩の缶は月花より直径は小さいですが高さがあります。
缶を開けて、中身をすべてお皿に取り出してみました。
画像ではいまひとつ伝わりませんが、機能性表示食品減塩のさばの切り身は高さがあります。量的にはほとんど変わりがないように見えました。
実際の固形量はどれくらいか、缶の表示は以下のようになっています。
月花は150g。
機能性表示食品減塩は140g。
缶のサイズだけをみると、月花のほうがたくさん入っているように見えてお得かと思いがちですが、10g程度しか違いがないことがわかりました。
DHAとEPAの含有量がかなり違うのはなぜ?
DHAとEPAについて、マルハの公式サイトには以下のように書かれています。(一部抜粋)
「さば水煮」原料そのものにDHAが多く含まれています。缶汁の中にもDHAがたくさん含まれているので、調理方法を工夫して、捨てずに利用するようにしたいものです。
缶の汁、完全に捨ててました。しっかり汁まで食べれば、DHAとEPAがもれなく取れるんですね。
さば缶の煮つけやみそ煮は、汁に砂糖や調味料がプラスされていてエネルギー量が多くなってますので、カロリーが気になる方はやはり水煮がおすすめです。
栄養成分の表示↓
気になるのは、通常のさば缶はエネルギーと脂質の値が一つなのに、機能性表示食品の缶詰ではエネルギー値に幅があります。
また、DHA/EPAの数値がかなり違いがあります。
これら2つの疑問に関しては、お客様相談室Q&Aで以下のような回答がありました。
「通常品では表記した栄養成分値に対して、個体差による誤差が許容されておりますが、機能性表示食品は、法律上、DHA/EPAなどの機能性関与成分の量、及びエネルギー、脂質などの栄養成分値も誤差が許容されません。そのため、DHA/EPAは表記した機能の効力を発揮する値を最低保証値として、エネルギー、脂質などの栄養成分値は個体差を包含する幅で表示しております。
ちなみに、機能性表示食品のDHA/EPAの表示値は、通常品より少ない数値となっておりますが、実際には平均的に通常品と同程度の量が含まれております。通常品の栄養成分表示では、実際の商品分析値を表示しております。」
というわけで、機能性表示食品に関しては表示上の記載法が通常品とは異なるということで、通常品と同程度と考えてよいとのこと、安心しました。
摂取量の目安としては一日に1g~1.5g。脂ののったお魚を一週間に3回程度食べるのが望ましいといわれているそうです。
お魚を最近食べていないと感じるときは、さば缶を上手に取り入れていきたいです♪
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