猫がよく吐く原因は消化の悪さ?新開発の吐き戻し軽減フードが登場


ユニ・チャームペットケア『銀のスプーン(R) 食事の吐き戻し軽減フード』が 2016年10月3日から新発売されました。世界初という新開発の食物繊維を採用。カリカリが胃の中ですぐふやけるという点が嘔吐抑制のカギのようです。




猫の吐き戻しに悩んでいる飼い主さんは多い

我が家の猫・あーちゃんはしょっちゅう吐きます。吐き戻しのパターンは2通りあり、ひとつめは便秘によるいきみで腸が刺激され嘔吐の反射が起こってしまうとき。もうひとつは朝、胃が空っぽの状態で一気にフードを食べ、おまけに水もたくさん飲んでしまい、すべて吐き戻すというパターン。

猫は大抵食後30分以内に嘔吐することが多いようです。カリカリを丸飲みして食べるため、吐いたフードは粒のままの状態です。

同じように猫の一気喰い&吐き戻しに困っている飼い主さんは多いのではないのでしょうか。

あーちゃんはしばらくするとケロっとしてまたフードを食べているので、特に何も対処はしていません。しかし吐いているときは苦しそうに見えますので、何とかしたいとは思っていました。

あーちゃんはひどい便秘なので現在フードはすべて、ロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維を与えるように獣医師から指示されています。ユニ・チャームさんが今後、この新しい食物繊維を使用した便秘解消フードの開発をしてくれたらと願っています。

世界初!新開発の食物繊維採用

ユニ・チャームペットケアから世界初の 猫の食事の吐きに戻しを抑制する新開発の食物繊維を採用した『銀のスプーン® 食事の吐き戻し軽減フード』2016年10月3日から新発売されました。

フードの特徴は何と言っても新開発のお腹の中でふやけやすい独自の食物繊維です。

このドライフードは1pH2.5の液体に10分間浸したとき、60%以上の粒の硬さが2.5kgw以下となるそうです。つまり胃の中で10分経つと約6割がやわらかくなり、消化されやすい状態にしてくれるということです。

粒がすばやくふやけて崩れるので、粒のままの吐き戻しを軽減してくれます。いくら猫はよく吐くものだと言っても、吐き戻しは身体にとって負担になります。

ウェットフードを与えればよいと思うかもしれませんが、猫によってはカリカリしか口にしない子も多いようです。栄養が充分にとりにくい高齢猫や痩せ気味の猫にとっては朗報ではないでしょうか。

消費者のモニター結果は効果を実感83%

食事の吐き戻しが抑制されたかどうか、消費者のモニターの評価がユニ・チャームからのサイトに掲載されていました。

なんと83%の方が「吐き戻しが抑制された」と回答されたそうです。(※抑制効果には猫の個体差があります。※病気に由来する嘔吐に効果があるものではありません。)

猫の頻繁な吐き戻しを解消してあげたいと思っている方は、フードの味を気に入るかかどうかは別問題ですが、試してみるのもよいのではないでしょうか。