シニア猫の腸内環境改善の味方!「マイトマックススーパー」


高齢猫、老猫は胃腸機能が低下し、便秘や下痢がちになります。共立製薬「マイトマックススーパー」は獣医師の先生おすすめ、お腹の健康のためのサプリです。




便秘と下痢にお悩み中の我が家の猫‘あーちゃん’

歳をとっても外見上は若い頃とほとんど変わらない猫ですが、10歳を過ぎると今までに起こらなかった変化が徐々に現れ始めます。猫のあーちゃんは以前から便秘がちでしたが今年に入って腸の病気になり、便秘だけではなく軟便にも悩まされるようになりました。

現在かかりつけの獣医師の先生に、腸によいサプリをお伺いしたところ、共立製薬の「マイトマックススーパー」をすすめられました。共立製薬といえば、2017年4月に発売され話題をよんだ新薬、猫の慢性腎臓病治療薬「ラプロス」の発売元です。動物医療品大手の製薬会社のサプリメントということで期待が持てます。マイトマックススーパーはお腹の健康のためのプロバイオティクス・サプリだそうです。

食べ物の好き嫌いが激しいあーちゃん

猫は非常に嗜好性が高く、せっかく購入した高級フードやサプリに見向きもしないということがしばしば。我が家でも手つかずのものがたまると、何でも食べる実家の猫にあげています。

あーちゃんはもともと食べ物への興味があまりなく、ガツガツ食べるのを見たことがありません。食べ物に対する執着は猫によって随分違うようで、以前飼っていた猫はとても食い意地が張っていました。鍋に残った激辛カレーを盗み食いされたときはさすがに体調を崩すのではないかと心配しましたが、その後もピンピンしていて、その不死身ぶりに驚いたものです。

一番の問題は好き嫌いの激しいあーちゃんが「マイトマックススーパー」を口に入れてくれるかどうかです。サプリは白い粉末がカプセルに入った状態になっていて結構な大きさがあります。カプセルのまま猫に飲ませることは、難しそうなサイズ。そこでカプセルから粉を取り出して与えてみることにしました。カプセルは手で簡単に開けることができます。

トライアルその1~フードに混ぜる

いつものお気に入りのカリカリに「マイトマックススーパー」を混ぜてみることに。ひとつのカプセルに入った粉は結構な量があります。

カプセル一個分の粉の量はこれぐらいです。

すべてをフードに混ぜたら多すぎると思い、初めはすこしだけ混ぜてみることにしました。

結果は‘案ずるより産むがやすし’で、あっさり食べてくれました!

けれど混ぜる粉の分量を増やすと風味が変わってしまうのか、食いつきが悪くなりフードを残しがちになります。カプセルの3分の1ぐらいの粉量ならOKでしたが、一日分のマイトマックススーパーをすべてフードに混ぜて与えるのは難しいという結果になりました。

トライアルその2~シーバの中に詰める

以前ブログで薬をシーバに入れて与える方法をご紹介しましたが、これと同じ要領をマイトマックススーパーでも試してみました。

まずシーバの端をハサミでカットし、中のフィリングを竹串などで掻き出します。その際シーバが割れないように注意します。

次に「マイトマックススーパー」を少量の水で固めに溶き、それを竹串やヘラを使ってシーバ・デュオの中に詰めれば出来上がり。シーバ4個~5個に、カプセル一個分の「マイトマックススーパー」のペーストが入りました。

マイトマックスinシーバ

しばらくするとお皿が空になっていました。特に怪しまれることなく食べてくれたようです♪

フードに混ぜる方法とシーバに詰める方法。量の違いはありましたがどちらも食べてくれたということは、「マイトマックススーパー」はあーちゃん好みの味だったのではないかと思います。これなら続けていけそうなのでホッと一安心。

肝心の効果ですが、現在同時に投薬もしているため、サプリが直接便秘や下痢の改善につながっているかどうかは、はっきりわからないというのが正直な感想です。しかしお腹がキュルキュル鳴ったり、ガスが溜まることが少なくなったので、腸内環境が整ってきていることは確かです。継続が大事なので、がんばって続けていこうと思います。

かかりつけの先生おすすめということで「マイトマックススーパー」を始めましたが、ネットの口コミを読んでみるとやはり獣医師の先生に勧められたという方が多く目立ちました。プロのお墨付きというのはやっぱり安心ですよね。

※持病のある猫さんの場合には、かかりつけの先生にご相談してから与えてください

「マイトマックススーパー 小型犬・猫用」の詳細

マイトマックススーパーは、ペディオコッカス菌のサプリメント。ペディオコッカス菌という名称はあまりなじみがありませんが、サイトの製品情報によると‘胃の酸性環境を通過し、生きたまま腸まで到達することが確認されている’ということです。

原材料:ペディオコッカス・アシディラクティシ、サッカロミセス・ボウラディ、ラクトース、マンナンオリゴ糖、酵母抽出物、ゼラチン、アルミノケイ酸ナトリウム

成分(1カプセル200mg当たり):粗たんぱく質 23.5% 粗脂肪 2.0%  粗繊維 0.1%  粗灰分 3.0%  水分 6.0%未満

給与方法:以下の分量をカプセルのまま、もしくは中身 をフードに混ぜてください。プロバイオティクスは継続して与えることが重要。

小型犬(5kg以下)・猫:1日1カプセル(200mg)

保存方法:高温多湿または直射日光をさけて保管。開封後は、小児の手の届かないところに保管すること。

以下でもご確認できます。

共立製薬マイトマックススーパー小型犬・猫用 120カプセル 製品情報

製品情報には‘動物病院取り扱い’とありますが、ネットショップでも購入することが可能です。
60カプセル、120カプセル、540カプセル入りがあります。


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