オリーブグリーンは本物の証〈マリウス ファーブル〉のマルセイユ石鹼


マルセイユ石鹼といえば、やっぱりMARIUS FABREマリウスファーブル社のサボン ド マルセイユ (オリーブ)です。




ナチュラルで上質なオリーブオイルを用いた本物のマルセイユ石鹼

創業1900年のフランス・マリウスファーブル社は、マルセイユ石鹼を昔ながらの製法で作っている老舗企業。現在は5代目のマリーさんとジュリーさんがその技術を引き継いでいます。

マルセイユ石鹸自体の歴史は、中世にまで遡ります。マルセイユ石鹼が人気となり広まる過程で偽物も多く製造されたため、ルイ14世の時代に「マルセイユ石鹸という呼称を付けていい製品」の条件が「主成分は新鮮なオリーブ油とし、植物油全体の含有量が72%以上とする」とされ、制度化されたということです。

日経ビジネスオンラインの2014年12月の記事によると、昔ながらの製法にこだわっているマルセイユ石鹸企業はサロン・ド・プロヴァンスではマリウスファーブル社、あとはマルセイユに2社、全部で3社だけ。残念ながらマルセイユ石鹼といって販売されていても本物ではないものも多いということです。

ナチュラルに徹底した成分

マリウスファーブルのマルセイユ石鹼は、ナチュラルにとことんこだわったシンプルな材料だけで作られています。

オリーブオイル、コプラ(ココヤシの種子の胚乳を乾燥したもの)とパルム(ナツメヤシ)、ソーダと塩。

本物のマルセイユ石鹼ならオリーブオイルの「グリーン」と、ココナツとパルムの「ホワイト」と、二色だけになるはずということです。

昔ながらの製造法

マリウスファーブル社ではマルセイユ石鹼を創業以来変わることなく、昔ながらの「釜炊きけん化法」で作り続けています。製法をしっかり守る姿勢と技術の高さが認められ、フランスの“企業国宝”とも言えるフランスの経済産業及び雇用省が認定するEPV(Entreprise du Patrimoine Vivant)に指定されました。

昔ながらの「釜炊きけん化法」とは原料となる純植物性油脂をゆっくりと大釜で溶かし、水を用いて石鹸成分と不純物を分離させます。
その後枠練りのものは長い時間をかけて自然に乾燥させて完成させますので大変時間と手間がかかります。

出来上がった石鹸は、マイルドできめ細かい泡立ちと、泡切れの良い低刺激。さらに最大の特徴は保湿力が優れているため、洗顔後のツッパリ感が少ないです。

マルセイユ石鹼には2.5㎏もの大きなサイズのビッグバー、600gのビッグキューブ、200gサイズ、100gサイズなど様々な種類があります。ビッグバーとビッグキューブは枠練り、200gと100gは機械練り。枠練り製法のほうが石けんは硬くて溶け崩れしにくいと言われています。

サボン ド マルセイユ オリーブ 100g

初めてマルセイユ石鹼を試してみたいという場合には、やはり一番ポピュラーで手ごろなサイズの「サボンド マルセイユ オリーブ」 100gがおすすめです。

包み紙の中にはビニール袋に入ったマルセイユ石鹸が。

マルセイユ石鹼は無香料タイプといってもオリーブの香りが強いので好みは分かれますし、使用感の好き嫌いも人によってそれぞれです。まずは小さなサイズで試してみて、気に入ったらビッグキューブやビッグバーを購入するのが良いかと思います。

以前ビッグキューブを購入しましたが使いやすい大きさにカットするのが以外と難しく、切り口がボロボロと崩れてしまいました。カットの方法が悪かったのかと思いますが、小さくなると泡立ちもいまひとつ。

それ以来、カットの必要がない100gのものを使っています。100gサイズは機械練りとはいえ充分満足のいく使用感です。泡はきめ細やかで洗いあがりがスッキリ、ツッパリ感が少ないです。石鹸が小さくなる最後の最後まで無駄なく使用できました。

ボディーシャンプーやフェイスウォッシュを使っていて肌の乾燥に悩んでいる場合は、マルセイユ石鹼を一度お試しになってみても良いかもしれません。

切る手間のいらない100gサイズ

【サボンド マルセイユ オリーブ 100g】

原産国 : フランス
原材料 :石けん素地( オリーブ油・パーム油) 水、塩化Na
無着色・無香料・無防腐剤
サイズ:65×65×25mm
内容量 : 100g

100ℊ以外のサイズ、オリーブの他にパーム、ワイルドローズやラベンダーの香り付きもあります。

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