猫と暮らしていると‘幸せだな~’とつくづく感じる瞬間があります。猫からの愛を感じる7つの行動をまとめてみました。
その1「ヘッドバンバン」
長い時間、猫がひとりでお留守番していて、私がようやく帰宅した後にされることが多いです。ニャーという抗議と共に私の脚に向かって頭(ヘッド)をバンバン、まるで頭突きのような激しさです。さみしくてプンプン怒りながらも甘えたい気持ちを抑えきれず、バンバンしてくるところがかわいいです。
その2「ゴロスリ」
ゴスロリではなくゴロスリ。これは顔を近づけて、見つめて話しかけただけでゴロゴロ気分がMAXになり、私の顔にスリスリ。見つめ合って気持ちが通じたような、ほっこり穏やかな愛情という感じです。
その3「コテン腹みせ」

遊んでほしいときや撫でてほしいときの無防備すぎる甘え方。突然バタッと寝転んで、お腹をみせてジーっと見つめられたら、スルーできる猫飼いさんはいないのではないでしょうか。言われた通りにお腹をなで始めるも、撫で方が気に入らない時は突然「高速足蹴り」がとんでくることも。
その4「ペロペロのちザリザリ」

自分の毛づくろい際、ついでに私の顔や腕などペロペロしてくれます。はじめは優しくペロペロだったのが、いつの間にかスイッチが入ると段々ザリザリと一心不乱になってきます。舌がザラザラなため次第に肌が痛くなってくるので、お礼を言ったあと丁重にお断りします。
その5「シッポピーン」
お腹が空いてようやくフードにありつけるというとき、シッポをピーンと立ててプルプルさせます。フードの準備が待ちきれないと、私のアキレス腱をカプッと甘噛みします。どこでこの必殺技を覚えたのか不思議です。
現在はシニアになり食欲も以前のようにはないので、フードのときにこの仕草は見せなくなりました。見かけは全然変わらないのに、この子も年をとったなぁと感じて、ちょっとせつなくなります。たまに朝寝坊すると待ちくたびれたのか、とても嬉しそうにシッポピーンで近づいてきてくれることはあります。
その6「胸ドン」
動物病院に行くと慣れない恐怖で猫はパニック状態になります。怖さが頂点に達すると看護師さんの保定をふりきって私の胸にドンと頭を寄せます。大きな瞳をギュッとつむって顔を埋められると愛おしくて抱きしめたくなります。看護師さんも院長先生もとても優しく診察や検査をしてくれるのに、猫は全然慣れません。通院の時ばかりは言葉を理解してくれたらと思います。
病院に連れて行った私を恨むことなく、帰るといつものように甘えてくれる時はとてもホッとします。いいときも辛いときも一緒に過ごせることが幸せです。
その7「ミャウミャウ」
猫は呼んでも来ませんが、猫に呼ばれることは多々あります。「クローゼットを開けてくれ」、「洗面ボウルの水を入れてくれ」、「テレビの音量を低くしてくれ」、「おしっこ出たからトイレ掃除してくれ」などなど。
私が夜更かししていると先に寝床に入った猫がわざわざ起きて、「もうそろそろ寝ろにゃ」と呼びに来てくれます。適当な返事であしらうと、猫はムキになってニャーニャー鳴き続けます。根負けして寝室について行き、仕方なくベッドに入ると、同じ枕に頭を乗せて添い寝してくれます。私が眠るのを見届けると、自分のベッドに戻るようです。まるで猫に寝かしつけられているみたいで複雑な気分です。

同じことあるある、という場面はあったでしょうか。
猫と人にはそれぞれの数だけ、特別な関係や固い絆がありますよね。
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