猫の快便維持に役立ちそうなもの・その8


今回は株式会社森乳サンワールドのワンラック (ONE LAC) キャットメンテナンスミルクをご紹介します。プレミアムキャットミルク、ゴールデンキャットミルク、キャットミルクとの違いも。




(はじめに)猫の快便をサポートすると言われているサプリメントや薬

猫が毎日ちゃんと便を出すために役立つと言われているサプリメントや薬は、食物繊維、乳酸菌、酵素、毛玉ケア、下剤、浣腸など、様々です。

自分で探した範囲ではありますが、それらの製品を一つずつこのブログで取り上げていき、発売元のHPや販売サイトの情報を整理してご紹介します。実際に使用したわけではありませんのであくまでもご参考程度に、製品の情報としてお役立ていただければと思います。

猫の便秘治療は獣医師に相談することがまず第一です。サプリメントや薬に頼ることで、動物病院への受診が遅れてしまうことのないようにご注意ください。

ワンラック (ONE LAC) キャットメンテナンスミルク(成猫用、シニア猫用)

●メーカー名 株式会社森乳サンワールド   栄養補完食 日本製

●内容量 280g 参考価格 税込2138円 粉末ミルク

●原材料 乳たん白質、動物性脂肪、脱脂粉乳、植物性油脂、デキストリン、食物繊維、動物用ビフィズス生菌、タウリン、L-カルニチン、L-アルギニン、L-シスチン、ミルクオリゴ糖、β-カロテン、乾燥酵母、pH調整剤、乳化剤、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)、ミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I、Se)、ヌクレオチド、香料(ミルククリーム)

●成分 粗たん白質・・・31.0%以上 粗脂肪・・・27.0%以上 粗繊維・・・1.0%以下 粗灰分・・・6.0%以下 水分・・・5.0%以下 代謝エネルギー(ME)・・・453kcal/100g

●給与方法 1日に与える給与量の目安(添付スプーンを利用の場合)

活発な猫は体重1kgあたり、すり切り1杯 約6g (例:体重4kgの場合24g)

不活発な猫は体重1kgあたり、すり切り半杯 約3g (例:体重4kgの場合12g)

※上記の量は1日当りの必要カロリーの約30%となる。ミルクの給与量により主食の給与量を適宜減らして与えること。

※1日の給与量を2~3回に分けて与える。ぬるま湯に溶いて与えたり、フードに振りかけても良い。

※妊娠後期、授乳期には上表の2〜3倍量を目安に与えること。

●服用時期 猫の成熟期から老齢期。妊娠後期、授乳期の猫の健康サポートに。

●特徴 成猫・シニア猫の健康のために特別に調製されたミルク。乳糖(ラクトース)を調節し、おなかの健康をサポートする動物用ビフィズス生菌とミルクオリゴ糖を配合。妊娠・授乳期の母子の健康をサポート。

●注意点 キャットメンテナンスミルクは給与した分だけ、カロリーに値する分のフードを減らさなくてはいけない。カロリーの計算と管理をしっかりやって与えること。

(感想)

原材料をひとつずつ見ていきたいと思います。

乳たん白質は乳(にゅう)に由来するたんぱく質の総称。 消化吸収率が高いたんぱく質です。

動物性脂肪は動物の体内に主に含まれている脂肪のこと。脱脂粉乳は生乳や牛乳の乳脂肪分を除去したものから水分を除去し、粉末状にしたもの。植物性油脂は植物に含まれる脂肪のこと。

デキストリンとは炭水化物で多糖類に分類されます。

食物繊維、動物用ビフィズス生菌タウリンL-カルニチンL-アルギニンL-シスチンミルクオリゴ糖β-カロテンはそれぞれウィキペディアをご参照ください。

乾燥酵母とは、酵母を生きたまま乾燥・休眠させて固体状にしたものです。

温pH調整剤。PH調整剤とは、加工食品の腐敗防止変色防止などを行うために食品の酸性度またはアルカリ度を調整するために使われる食品添加物のひとつです

乳化剤は乳化、起泡、消泡などに使われる合成添加物や天然添加物。

ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、C、コリン)とミネラル類(Ca、P、K、Na、Cl、Mg、Fe、Cu、Mn、Zn、I、Se)

ヌクレオチドはウィキペディアによると、ヌクレオシドにリン酸基が結合した物質。グアニル酸 (GMP) やイノシン酸 (IMP) は呈味性ヌクレオチドと呼ばれ、うま味が強まる効果があります。

香料(ミルククリーム)はミルククリームフレーバーの香料です。

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成分について

次に成分を見ると、キャットメンテナンスミルク100g中(453kcal)、粗たん白質・・・31.0%以上 粗脂肪・・・27.0%以上 粗繊維・・・1.0%以下 粗灰分・・・6.0%以下 水分・・・5.0%以下、となっています。

ちなみに現在給与しているロイヤルカナン消化器サポート可溶性繊維の成分を見ますと、100g中(389kcal)、たん白質・・・29%以上 脂肪・・・13%以上 繊維・・・3.9%以下 灰分・・・8.7%以下 水分・・・6.5%以下、となっています。

キャットメンテナンスミルクは上記のドライフードと比べると、たんぱく質、脂肪の含有量が多く、栄養価が高いということがわかります。キャットメンテナンスミルクを与える場合は、きちんとフード量を減らさなければいけないということが、この比較からもわかります。

便秘には効果的かどうか

これらをふまえて、猫の便秘改善に役立つかどうかを考えてみたいと思います。

ほぼドライフードしか食べず、水をあまり飲まないような猫にキャットメンテナンスミルクを与えることは、きちんと水分を摂取するという点において有効だと思います。(猫が好んで飲むという前提です)

便秘の猫用ドライフードで食物繊維を取り入れても、水分を充分摂取できなければ便秘の改善にはつながりません。猫用ミルクを好んで飲むようでしたら、フードの量を減らして、ぬるま湯で溶いたキャットメンテナンスミルクを与えると効果はみられるかもしれません。

またキャットメンテナンスミルクには食物繊維、ビフィズス菌、オリゴ糖など、腸内環境をサポートする成分も含まれています。これらも便秘には効果が期待できそうです。

メーカー担当者の方の説明では、キャットメンテナンスミルクは成猫からシニア猫用に特別に調整されているということでした。カロリーを抑え気味にし、腸内環境を整える成分を意識して配合されている点が主な特徴とのことです。




森乳サンワールド 4種の猫用ミルクの違い

森乳サンワールドの猫用ミルクは現在4種類のラインナップがあります。詳細は公式サイトのこちらをご参照ください。基本的に成猫にはどのミルクを与えても問題ないとのことでした。

キャットメンテナンスミルク以外は総合栄養食ということで、それだけを与えても仔猫が育つという成分になっているそうです。

シニア猫に関しては、食が細くて栄養不足の場合はプレミアムキャットミルクやゴールデンキャットミルク、普通に食べる場合はキャットメンテナンスミルクがおすすめとのことです。(メーカーの方に電話で問い合わせました。)

各種ミルクの特徴

プレミアムキャットミルク:総合栄養食 免疫維持に配慮。成分を母乳に近づけ、生まれたばかりの幼猫はこのミルクだけで哺育できる。免疫グロプリンを含む初乳(牛)を配合。DHAとタウリン強化。仔猫、成猫、シニア。

ゴールデンキャットミルク:総合栄養食 健康維持をサポート。成分を母乳に近づけ、生まれたばかりの幼猫はこのミルクだけで哺育できる。DHA強化。仔猫、成猫、シニア。

キャットミルク:総合栄養食 健康な成長をサポート。成分を母乳に近づけ、生まれたばかりの幼猫はこのミルクだけで哺育できる。DHA、ヌクレオチド、タウリン強化。プレミアムキャットミルクとゴールデンキャットミルクに配合のイノシトールとビフィズス生菌は配合されていない。仔猫、成猫。

キャットメンテナンスミルク(今回紹介したミルク):栄養補完食(総合栄養食ではない)成熟期から老齢期までをサポート。成猫、シニアの健康のために特別に調整。おなかの健康をサポートするビフィズス菌、ミルクオリゴ糖配合。成分のうち、繊維が他の3種のミルクより多く含まれる。(100g中に他3種0.3%以下に対して1%以下)

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