猫の快便維持に役立ちそうなもの・その7


今回は万田発酵株式会社、ペット用万田酵素のFermicフェルミックです。




(はじめに)猫の快便をサポートすると言われているサプリメントや薬

猫が毎日ちゃんと便を出すために役立つと言われているサプリメントや薬は、食物繊維、乳酸菌、酵素、毛玉ケア、下剤、浣腸など、様々です。

自分で探した範囲ではありますが、それらの製品を一つずつこのブログで取り上げていき、発売元のHPや販売サイトの情報を整理してご紹介します。実際に使用したわけではありませんのであくまでもご参考程度に、製品の情報としてお役立ていただければと思います。

猫の便秘治療は獣医師に相談することがまず第一です。サプリメントや薬に頼ることで、動物病院への受診が遅れてしまうことのないようにご注意ください

ペット用万田酵素 フェルミック

●メーカー名 万田発酵株式会社 植物発酵食品 日本製

●内容量 15g(成猫30日分) 税込2160円  30g(成猫60日分) 税込3780円

●原材料 脱脂米ぬか、植物発酵エキス、小麦ふすま、糖蜜、シャンピニオンエキス末、酵素処理うんしゅうみかん、乳酸菌、バチルス属菌

※原材料の一部にオレンジ、クルミ、ゴマ、小麦、大豆、バナナ、リンゴを含んでおりますので、気になる方は獣医師にご相談の上、ご使用ください。
※原材料をご確認の上、食品アレルギーのある犬・猫には与えないでください。

●給与方法 10キロ以下の成猫・小型犬 一日一回 0.5gをフードに混ぜて与える。または手のひらに載せて与える。0.5gは付属の軽量スプーン1杯分。

●服用時期 ペットのお腹の調子が気になる。腸内の健康維持。元気がない。便臭が気になる。皮膚がカサカサ。毛並みにツヤがない。骨の健康サポート。

●特徴 53種類の植物性原材料を3年3ヵ月以上発酵・熟成させた植物発酵エキスと、乳酸菌や納豆菌を代表とする有用微生物(プロバイオティクス)を合わせたペットのための万田酵素。発酵により吸収が向上。
さらに、「酵素処理うんしゅうみかん」と、マッシュルームから抽出した「シャンピニオンエキス」を配合。防腐剤や保存料も不使用。

不足しがちな栄養素を補う。免疫力の維持。体内酵素の負担を減らす。腸内有用生物のバランス保持。

●注意点 賞味期限は未開封で6カ月。保存方法は直射日光を避け、湿度の少ない冷暗所で保管。犬猫専用。乳幼児の手の届かないところに保管すること。

便が柔らかくなることがあるので、そのような場合には給与量を半分に減らす。
開封後はチャックをしっかり閉め保管の上、なるべく早めに使用すること。
離乳期(犬猫ともに生後約1ヵ月で、乳歯が生え始めたら)以降与えることが可能。

※持病のある猫、アレルギーのある猫は獣医師に相談のうえ、与えること。




(感想)

以前に酵素は、‘猫の快便維持に役立ちそうなもの・その3’のTBA酵素納豆菌を取りあげました。

フェルミックは原料を発酵させることによって、不足しがちな栄養素の吸収率を高めて補い、免疫力を維持するということです。

製品の原材料を見ていきます。

脱脂米ぬかは米ぬかから油脂を取り除いた食品です。普通の米ぬかには油脂が約20%含まれてますので、時間がたつと酸化します。油脂が酸化すると油くさくなり、有害にもなります。脱脂することで米ぬか酸化防止の対策、保存性が向上します。

脱脂米ぬかにはリン、マグネシウム、鉄などのミネラル、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンE、食物繊維など栄養素が豊富です。脱脂糠についてはこちらに詳しい説明があります。

フェルミックの植物発酵エキスは53種類の植物性原材料を3年3カ月発酵・熟成させたもの、ということです。このエキスが体内の酵素の働きを調節し、代謝をスムーズにし、健康維持をサポートするそうです。

小麦ふすまはWeblio辞書からの引用です。

小麦ふすまは小麦粒の表皮部分。 小麦粒からふすまと胚芽が取り除かれた(精製された)ものが「小麦粉」。 小麦ふすまには食物繊維、鉄分、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅などの栄養成分が豊富に含まれています。

糖蜜は糖分を含んだ液体、シロップ。砂糖を精製するときに出る副産物で、糖分やミネラルなどが含まれている黒褐色で粘度の高い液体、ということです。

シャンピニオンエキス末シャンピニオンについてはDHCのサイトに詳細がありましたのでご参照ください。西洋マッシュルームの一種で腸内環境の改善、消臭効果などがあると言われています。

酵素処理うんしゅうみかん。万田発酵のサイトによると、みかんは有効成分「β-クリプトキサンチン」を含み、その成分に注目。国産温州みかん搾汁残さを原料に、独自処理したのが、「酵素処理うんしゅうみかん」ということです。サイトの文章からはそれ以上の詳細はわかりませんでした。

乳酸菌バチルス属菌はそれぞれウィキペディアをご参照ください。

バチルス菌は日本名で枯草菌(こそうきん)というそうで、脱臭などに利用されています。

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原材料をすべて調べたところで、猫の便秘に効果がありそうかどうかという点を考えてみたいと思います。

酵素についてですが、生物が消化に必要な酵素のことを消化酵素といいます。人間の胃腸薬には消化酵素が使われているものもあり、消化を助けるために酵素を補うという考えはあるようです。吐き戻しや下痢、便秘、胃腸機能の弱っている猫に与えることで、消化機能を助ける効果がみられることは考えられると思います。

酵素に関しては様々なことが書かれているため(この製品がそうだということではなく、酵素サプリというもの全般です)、どの説を支持したらよいのか現時点では判断できずにいます。酵素の働きは大変複雑なので、自分に理解できる範囲である原材料に的を絞り、猫の体調維持のサポートになるかどうか、というシンプルな視点で考えてみようと思います。

フェルミックのポイントは発酵食品ということです。食品は発酵することで栄養素が増します。発酵食品を取ることは腸内の善玉菌の活動を促進させて、腸内のバランスを整えます。

さらに食物繊維、乳酸菌も含まれており、これらがどの程度の量かは不明ですが、発酵したエキスと共に猫の腸内環境改善のサポートに役立つのではないかと思いました。

注目したいのは、‘便が柔らかくなることがありますので、そのような場合には、給与量を半分に減らしてください。’という使用上の注意があることです。ということは、猫の便秘にはいいかもしれません。

2点気になることがあります。

一つ目は嗜好性です。万田発酵の調べでは犬は100%が食べたそうです。しかし猫は64%食べ、29%が最初は食べなかったが次第に食べるようになった、7%が食べなかった、という統計です。つまり36%、4割近くの猫が積極的には食べなかったということです。

もう一つは価格です。計算してみると一日あたり約63円でした。これは猫のサプリメントとしては高価なほうです。53種類もの植物性原材料を3年3カ月もかけて発酵させるということですから、この価格設定になるのでしょうか。しかし便秘解消に役立つ、猫の健康維持をサポートするという実感が得られるなら、納得のいく価格なのかもしれません。

フェルミックは現在、無料サンプル請求ができます。ご興味のある方はお試しできますのでぜひご活用ください。

今日ご紹介したのはこちらです。

公式サイト

ペット用万田酵素 フェルミック15g

ペット用万田酵素 フェルミック30g

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