ブックレビュー ネコの本音の話をしよう(著者:服部 幸)


少し前に猫語翻訳機ニャウリンガルなるものがありましたが、猫が何を言っているのか知りたいと思いませんか?猫の本音をもっと理解したいというのは猫飼いさんなら誰しもが思うことではないでしょうか。この本には猫を深く知るためのヒントがたくさんつまっています。




猫専門の獣医師(著者:服部 幸)だから書けるネコの本音

著者の獣医師・服部先生は東京猫医療センターの院長。猫専門病院ですので猫のスペシャリストです。

猫について、自分の考えでそうだろうなぁと思っていたことや、どっちだろうと分からなかったことがこの本を読んで解決、かなりスッキリしました。猫との日常に深くかかわりのある内容は、すぐに役立つものばかり。

第一章では猫の本音がネコの目線で書かれていて、読んでいて楽しい気分になりました。

猫って不思議な動物

第二章は猫についての知識がいろいろ学べます。

たとえば一時流行った猫の転送装置は、床に輪っかを作ると、その中になぜか猫が入るというものです。

我が家では新聞紙がこれにあたります。新聞を広げているとどこからともなく表れて、人の視界を遮ります。なんとかどけようとして、ネコの重みで何度新聞が破けたことか・・・。

転送装置に入るのは好奇心旺盛だからということですが、新聞の上に乗るのはやっぱり邪魔して楽しんでいるような気がします。猫ってものすごくお茶目なところありますよね。

猫の悩みって?

第三章は猫が人間からされて困ること、して欲しいこと、人間が猫に対して気を付けなくてはいけないことなどが詳しく書かれて、とってもためになります。

たとえば家の中の香りです。アロマ、香りの強すぎる柔軟剤、香水などは人間には良い香りでも猫には危険を伴う場合があるので注意が必要です。

アロマテラピーは猫のいる部屋では使用しないほうがいいということです。

ネコの幸せを考える

最後の章を読むと、猫の本当の幸せって何だろう、と考えさせられました。

しつけに関して書かれている項目がありましたが、猫と人間のかかわり方に対する著者の意見にとても感銘を受けました。

問題を起こす猫を怒ったり、しつけるのではなく、問題が起こらないように人間が予防策を工夫して、考えてあげることが大切。

人間は修行のごとく猫問答を繰り返して、成長していくのかもしれません。

どこから読んでも楽しめますので、ぜひ猫の本音に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

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